私たちがPGSをはじめる理由
GO Organics Japanは、安心・安全かつ持続可能な農業を 「有機JASなどの基準を満たしているかどうか」ではなく、 人・地域・自然との関係の中で、どう続いていくかを重要視しています。
有機JASは、社会と市場をつなぐための大切な共通言語です。 一方で、そこでは語りきれない 判断の背景、迷い、地域性、学びがあります。
私たちが取り組むPGS(Participatory Guarantee System)は、評価や認証のための仕組みではありません。生産者、消費者、地域関係者が一緒に参加し、対話を通じて学び、改善し続けるための仕組みです。
PGSの位置づけ
- PGSは、有機JASの代替ではありません
- PGSは、合否や序列を決める制度ではありません
- PGSは、信頼を発行する認証ではありません
PGSは、 有機農業が地域に根づき、次世代へ手渡されていくためのプロセスです。
PGSで大切にしていること
- 参加:生産者だけでなく消費者も対話に参加
- 透明性:成功も課題も隠さず共有
- 学びと改善:合否や点数ではなく、次への一歩を見つける
- 地域性:土地・文化・暮らしに合った実践を尊重
- 継続性:短期的な正解より、続けられることを選択
PGSの運用ルール
本ルールは、GO Organics Japan PGSを 安心して、無理なく、継続できる形で運用するための最低限のガイドラインです。本ルールは固定されたものではなく、 毎年の振り返りを通じて、必要に応じて更新されます。
- 対象者
GO Organics Japan PGSの趣旨に賛同し、参加を希望する生産者・消費者・地域関係者 - 参加方法
ご希望の方は、Contact Us GO Organics よりお問合せいただくか、メールにてsupport@goorganicsjapan.comまでご連絡ください - 参加費
参加メンバー費は無料です。(但し、視察や体験会・交流会では消費者/地域関係者は有料となります) - 年間サイクル
・参加時における生産者の情報共有(資料およびオンライン)
・最低年1回の農園視察(土づくり、農作物の栽培状況、気候変動や水確保状況、虫や病気の発生状況、課題や改善点のとりまとめなど)
・最低3ヵ月に1回のオンライン対話(生産者と消費者間を交えての情報共有、Q&Aなど)
・参加者へのレポート共有 - 参加ルール
生産者:消費者との信頼関係を築くための情報を共有し、消費者や地域関係者と対話すること
消費者・地域関係者:評価者ではなく生産者との対話者、サポーターとして参加すること - 禁止事項
・情報隠ぺい、生産者間の比較、ランク付け、批判、否定、断定をおこなわないこと
地域活動をサポートするローカルファームコーディネーターという役割
GO Organics Japan認定のローカルファームコーディネーター(Local Farm Coordinator) が、生産者と消費者を地域でつなぎます。
- 地域における生産者の活動を紹介する
- 消費者や生産者間の対話の場をつくる
- 相互理解を促し、ともに学ぶ
- 学びと実践を地域に広げる
ローカルファームコーディネーターにより、人と人とのより良い関係性を構築しながら、地域に根差す活動を継続することができるようになります。
<ローカルファームコーディネーターご紹介>

熊本県担当
荒川宏美(Hiromi Arakawa)
佐賀県出身、熊本県上天草市在住。
7年前に菊農家の嫁に。
現在は2人の息子を育てながら、2025年2月からオーガニックフラワーや野菜の栽培を実践中。
熊本県内の農家さんと繋がり、視察企画やコラム執筆をおこなっています。
