2014年、Spencer Leungによって、タイをスタートに「GO Organics」が立ち上がりました。
彼は、オーガニック企業で地域の生産者や消費者と繋がる中で、アジアにおける農業の課題に直面し危機感を募らせ、
IT企業やオーガニック企業での管理職を経て、事業を立ち上げたのが始まりです。
その後、2015年に日本での活動を開始し、現在に至ります。
日本での活動は、田畑へ赴き、生産者の声を聴き、生産者と消費者を直接繋げることから。
当時、まだ「オーガニック」「有機農業」といった言葉が浸透しておらず、
時代の先を行く生産者さん達は周りから「雑草をそのままにする変な農家、迷惑な農家」という目で見られていた時代。
消費者も「オーガニック野菜は高い、”意識が高い人”が購入するもの」というイメージを持たれていたり。
まだ現在もその傾向は残っていると感じます。
10年が経ち、日本の農業はどのように変化したのでしょうか?
基幹系農業従事者の約7割が65歳以上で、平均年齢は約69歳と高まっています。
オーガニックや環境に良い農業への関心・理解が進み、促進する活動も増えているのは嬉しいことです。
実際、2015年頃は日本の耕地面積のうち、約0.2%前後が有機農業だった状況が
2023年頃には約0.6%に拡大しています。(農林水産省情報参考)
しかしながら、生産量は全体の約0.4%程度という状況です。
欧州の国々に比べると、まだまだ低い。
農林水産省は2050年に有機農業用の農地を全体の約25%に増やす、
そして化学農薬の使用量を50%削減する目標を掲げています。
それを実現するためには、日本における農業の課題を知ることから。


高齢化、担い手不足の加速

小規模/分散的な農業経営から集約化へ

自給率低下、輸入依存/輸出志向、価格変動

気候変動、自然災害、環境制約
私たちGO Organicsは、小人数で運営している一般社団法人です。
すべての課題を解決できるほどの力は持っていません。
でも、「伝えること」「一歩を踏み出す機会を作ること」「次世代へ遺すこと」はできると考えています。
同じ想いを持つ方々と繋がり、一緒に活動していくことで、
現代に自分がいることの存在意義をそれぞれが感じ・考えるきっかけとなり、
みんなの小さなアクションが大きな力となる。
私たちは、未来に繋がる活動を広めることを目的としています。
GO Organicsの活動を通じて、心身ともに健康で、それぞれが大事にする
「豊かな暮らし」を実現し、次世代へと引き継がれていきますように。
どうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人ゴーオーガニクスジャパン
代表 田中 美穂

“Alone we can do so little. Together we can do so much.”
「一人ができることは少ないですが、協力すれば多くのことを成し遂げることができます」
Helen Keller(ヘレン・ケラー)

まずは興味を持つことから。
私たちの活動や生産者の情報、暮らしに役立つ情報などを
発信します。

GO Organicsと繋がり、生産者や同じ想いを持つ人達と
繋がる機会を提供します。

ベランダや畑で、野菜作りを体験する機会を提供します。
知識だけでなく、体験することが何より大切です。

自身ができることを、できることから始めてみてください。
GO Organicsは活動を
サポートします。

2015年設立
タイ・香港にあるGO Organicsの日本拠点として運営しています。
お問合せ先:info@goorganicsjapan.com